現代モノ・映画その他



 姿三四郎 (1977年)

 隆さん映画初出演作品、本名の張明男で出演しています。
 役どころは三四郎が柔術の師を求めて入門しようとした門馬三郎の弟子で、
 柔道の確立をめざす矢野正五郎に闇討ちを仕掛けて
 一番最初に矢野正五郎の技によって川の中へ投げ飛ばされてしまいます。
 隆さんは二台詞ありますが最初の台詞は隆さんの声ではないみたいです。
 隆さんのいい声〜になるにはまだまだ役者修行が足りてないみたいですね。

 by かっちゃんさん


■ 日本の熱い日々 謀殺下山事件 1981年

 1949年に起きた、国鉄の下山総裁が失踪、翌日未明に死体となって発見される未解決事件を描いた作品。
 若き日の隆さん、トンガってて、荒々しくて、でもキラリと輝く瞳がすごく生き生きしてます。
 ちょっと不器用なパパ姿もすごくいい〜〜!
 事件を独自に追う新聞記者役の仲代さんにくってかかるシーンの顔がめちゃんこ男前。(私の好み。)
 白黒のせいにあるかもしれないけど、、まるで本当に事件直後であるかのように感じられる、すばらしい作品です。


 by tokko


■ 幻の湖 1982年

 大脚本家、橋本忍センセの鳴り物入りで製作された東宝大作映画。
 現在ではご存知の「ニッポン3大迷作映画」の1本とされ、絶大な知名度を誇ります。
 なんの。橋本センセの偉大さを知らぬ下々が、高尚な本作に付いてゆけず結論を下してしまった迄のこと。
 噛めば噛むほど味の出る…まっこと摩訶不思議な世界を堪能できます。しかもこれ以上無い豪華名優陣!!
 隆さんのビジュアルも超ゴージャスだ!贅沢過ぎて目つぶれそー。これがバブル前の作品だなんて。

 by 象jiさん


■ 北の螢 1984年

 なんと永倉新八だぞ!!聞いただけでゾクゾクもんですわフルフル~~~。新八登場の剣試し斬りシーン見るだけで100年分の価あり。
 「存在感」とはこれを言うのだ。うら若き私でも「並みの新人じゃないのね」って一目で判りました。
 また三田村さんも新人としてご登場。露口茂さん超カッコよか。蛍は螢じゃないと検索に引っかからない事が(念のため)。

 匿名様


■ 食卓のない家 1985年

 円地文子さん原作の問題作。非常に地味~~な公開で…地味過ぎ。
 レンタルビデオもめったにお目にかからず。現在視聴が困難な作品の一つです。当時売出し中の中井貴一さん主演なのでもっと出回ってもいい筈ですが。
 隆さんは、これまた地味な数シーンのみです。がやはり他者と比べても印象的ではありますが。


 匿名様


■ 熱海殺人事件 1986年

 ご存知つかこうへいさんの傑作ミステリ。舞台で良しTVで良し。
 本作も文句無く楽しめるエンターテイメント。「物語は脚本が全て」の見本のようなもんですね。
 隆さん出演は僅かですが映画的な花を添えてます。それにしても・・・大滝さんと父子って・・本物の親子に見えるんですが。

 by 象jiさん


■ トリナクリア ポルシェ959 1987年

 クルマ好きには堪らんです。完璧にポルシェが主役。で、排ガスの香りが漂ってくるんです。
 ドイツやイタリアが舞台なオサレ!な映画でもあり。さすがバブル期。隆さんのコスチュームもオサレにキマってます。
 映画としては・・・・・・・・時々私達を置いてけぼりにしてしまう孤高の名匠・村野カントク…好きです。訳解らんけどポルシェ、どうしても撮りたかったんだろうなあ・・・


 by 象jiさん


■ 226 1989年

 226事件。知らない方はあとでちゃんとWikiでお勉強の事。
 超大作なので主役級の役者さん達が次から次と芋洗いのようにゴロゴロ画面を転がってゆく。
 やはりキーワードは「バブル期」と「巨匠・五社英雄」?現在では有り得ない規模。ですが各主役級にそれなりの役は振らねばならず、エピソードが膨大。
 破綻せず巧く纏めるのはやはり巨匠だ。(なので)大変に疲れます。隆さんのラストシーンですが・・・敬礼を記憶してるのですがビデオではやってません。
 他の方も同様に言ってますが、記憶違い??気絶しそうな程カッコ良かったんですが…


 by 象jiさん


■ 継承盃 1992年

 初挑戦のヤクザ屋さんだと思いますが嵌っりっぷりが見事です。
 大卒のエリート幹部。スーツもお似合いで、主役との絡みでは
 真田さんがまるで子供。ダンディな緒形親分といいオシャレで
 笑える極道世界。おススメの一品ですが、未DVD化。


 匿名様


■ エイジアンブルー浮島丸サコン 1995年

 体制やイデオロギーなど諸事情もあるのか、なかなか一般に
 周知されない作品で残念。朝鮮人夫婦役の隆さんと岡本舞さん、
 長〜い朝鮮語を操り熱演。出演シーンは多くは無いものの大変感銘
 を与えてくれる良いお仕事をして下さいました。
 もっと広く、この作品に触れられる環境を!! 

 匿名様
 


■安藤組外伝 郡狼の系譜3 1999年

 本物のヤクザ屋さん、安藤昇氏の自伝小説の映像化。大きな図体で繊細・一途な親分思いの舎弟を好演。
 男同士の群像劇がナゼかぴったりくる隆さんなので、相手女優さんなんか要らないような気も。菅田俊さん、須藤正裕さんも印象深い役どころで出ておられます。
 この作品の中条きよしさんはvery男前ですが、本物の安藤親分は主演映画が何本もある程の超超超男前です!!


 by 象jiさん


■チャカ2 1999年

 ひたすらクールな孤高のヒットマン・竹内力さんを追う悪徳刑事。
 リボルバーオタクのあんちゃんを、因縁と称ししつこくしつこくつけまわす。竹内さんに負けずにクールで渋いです。
 でもあの死に方は・・・またまた菅田俊さんです・・・


 by 象jiさん


■闇の処刑人Dジャッジ 2001年

 またも悪徳刑事。本物の悪党なのでラストは当然、正義の味方に処刑されます。この作品、とんでもシーンがあります。
 SMお衣装を持って傍のおネエちゃんに「コレに着替えてくれないかな?俺の為に」てな台詞がー!?
 きゃ〜〜い!!心臓バクバクで次を期待・・・さて隆さんは私の為に壊れてくれたでしょうか・・・?


by 象jiさん


■大脱獄 2002年

 まるで人間の心など無いがごとくの札付きちんぴら小沢仁志さん。牢に収監された彼をなんとか更生させようと真摯に手を尽くす刑務官の隆さんです。
 この作品も、女っ気がまるで無し。小沢さんや光石研さんなど濃ゆ〜〜い面々との共演で肉汁がじゅわわ〜〜(笑)
 小沢さんの不気味な超人状態を隆さんが人間くさい温かみでもって作品を何とか中和し  てます。それにしても、軍服・甲冑だけじゃなかった!
 あらゆる制服をぴたりと着こなす隆さんなのでした。

by 象jiさん


■すくらんぶる・ハーツ 2004年

なんと申しますか。。。。たとえて言うと・・・大学の映画サークルでお仲間と始めて映画づくりに挑戦してみましたあー。
というものを見せられた感じ。。。。DVDのジャケット・・・も少し何とかせい!!特典映像!!いいかげんにしろ!!
なんですが・・・隆さんはめったにお目にかかれぬバーテンダーおやじ。これだけは一見二県三権!!の価値あり。
えらいカッコエエおぢさまでございました。

by 象jiさん